報告会

明日(10月20日)、東京大学本郷キャンパスで自分の書いた博士論文についての報告をおこないます。

 

報告タイトル:

『理知のむこう――ダニイル・ハルムスの手法と詩学』を書かせたもの、ひと、こと――石橋良生、偶然、21世紀の言語

 

石橋さんはハルムスに関する見事な研究論文を書かれた研究者。21世紀の言語というのは、ハンガリーの作家エステルハージ・ペーテルの講演のタイトルから採っています。

 

博論は1年以上前に書いたものですし、今年の6月にもやはり博論についての報告をおこなっていますので、今回はがらりと視点を変えて、「書かれたもの」ではなく、「書かせたもの」について喋ることにしました。

 

今回発表することは1年前から分かっていたことなので、その当時は、博論を書いているときの自分と書きおえて1年経った自分とがいかに違うかということを喋るつもりでいたのですが、色々あり、思うことも色々あり、今回のようなテーマを選びました。