ハルムスの作品
『言語機械――ハルムス選集』(未知谷、2019)という邦訳書を上梓いたしました。以前、このHPに公開していた作品の一部は、改訳したうえで、本書に掲載しています。
詩
・イワン・イワーヌィチ・サモワール (1928年)
・イワン・トポルィシュキン(1928年)
・水の円
・外のトラ(1936年)
・男が家を出ました(1937年)
散文
・青いノート №10(連作『出来事』より)
・落ちてゆく老婆たち(同上)
・目の錯覚(同上)
・出会い(同上)
・マーシュキンはコーシュキンを殺した(同上)
・<ある日セミョーノフは…>(1930年代半ば)
・路面電車での出来事(1930年代半ば)
・おじいさんの死(1935-1936年)
・犬のブブブのこと(1935年)
・プーシキンについて(1936年)
・どのようにして使者が私のもとを訪れたか(1937年)
・関係(1937年)★
・ムィシンの勝利(1940年)
・シンフォニー №2(1941年)
(★印は特におすすめの作品です。)
戯曲
・エリザヴェータ・バーム(1927年12月12-24日)
・グヴィドン(1930年12月17‐20日)
ハルムスの手紙
・パステルナークへの手紙(1926年4月3日)
・プガチョワへの手紙(1933年10月16日)
論考
・作家クラブにおける1939年2月19日のエミール・ギレリスのコンサート(1939年)
・多かれ少なかれエマソンの要点に基づく論文(1939年)